Day 27 誰かに言われた大切な言葉

書く習慣1ヶ月チャレンジ

~「書く習慣」1ヶ月チャレンジ 27日目~

たくさんの人からたくさんの言葉をもらってるのに
まずはじめに思いついたのはコレだった

「やってみないとわからない。やってみなはれ。」

私はほんとに腰が重くて
チャンスも何回も目の前を
それこそスローモーションで通り過ぎてくれてるのに
見送って見送って…
やってこなかったことがたくさんある

この言葉をもらったのは母を亡くして
もう何も目標などなく、絶望というか自分に失望していたとき
生きていくために、ただ日々を過ごしていくためにも
なにかしら活動しなくてはいけなくて
でも、私なにもできないといじけていた時だった

せっかくまだあなたは生きているのだから
生きられていることに感謝して
そしてなんでもいいから経験をしてみたらいいと

ありがたいことに時間もお金も手元にあった
一人で愛媛に旅行に行った
妹とも金沢や鹿児島に旅行に行った
縄文杉を見るところまで頑張って登った
オープンキャンパスに行った
一人暮らしもまた挑戦した
お祭りの実行委員のボランティアもした
人前で自分の人生や病気について発表した
就職活動ももう一度やり直した
父と会話をするようになった

たぶん「やってみなはれ」の言葉がなかったら
ほとんどのことをやっていない

自分の手元にあるものにも気づかず
下を向きふさぎ込んで
できるだけ何もしない
生きていることに感謝できず終わりを待つだけになってた

今、悩み事や考え事がないわけではないけど
毎朝目が覚めた時、悲しい気持ちではなく
感謝がでてくるようになった
そのことはとてもホッとして嬉しい

もう終わりにしてくれと
誰かに願い続けていたときは
胸がキリキリとして頭はぐるぐるしんんどいことを考え続けていた

「やってみなはれ」

最初は無責任な言葉で
動こうとしない自分を責められているような
そんな気持ちになった言葉

今では
背中をそっと、でも力強く押してくれる言葉

感じかたも変わって
言葉をくれた人への感謝も大きい

あなたはまだ前者の受け取り方をするかもしれないけど
もっと肩の力をぬいて
下ではなく顔を前に向けて
ちょっとだけ、お試し感覚でやってみる

失敗してもいい
もちろん失敗したこともある
でも経験できたんだ、やれたんだっていう事実がのこる
それがすごく愛しくなってくるから

今まで、ずっと自分の人生の癖に人任せ
責任を取りたくなくて逃げて逃げて
文句もほとんど言わない代わりに提案もしない
そんな自分が少しずつ変わっていくのを感じるよ
こんな歳になって遅すぎるとか思うこともあったけど
今が一番若いとき、そういう考え方もあるからね

大好きなあなたへ
今、興味のあることは何ですか?
責任取りたくないかもしれないけど、決断してみませんか
やってみる
思っているよりも簡単かもしれないよ?